
DX経営アドバイザーは、幅広い職種や役割の方々を対象としており、それらの方々の活動をサポートいたします。
SOMPOリスクマネジメント株式会社勤務
佐藤 大地さん
現在、SOMPOリスクマネジメント株式会社で営業企画職に従事しています。当社は、損害保険事業を中心とするグループ企業の一員で、リスクマネジメントを専門としたコンサルティング会社です。
具体的には、損保ジャパンからの問い合わせを受け、当社が提供する多岐にわたるサービスの中から適切な部門へつなぐ役割を担っています。従来から得意としてきた大企業向けチャネルに加え、現在は中小企業向けチャネルの構築にも取り組んでおり、企画立案から営業活動まで一貫して携わっています。
今年の3月に入社し、現在の勤務先は3社目となります。前職では、従業員約50名規模のコンサルティング会社にて1年間、コンサルタントとして勤務していました。それ以前は新卒で入社した日立物流(現:ロジスティード)に10年以上在籍し、現場業務をはじめ、営業や企画など複数の部署で幅広い経験を積みました。これらの経験は現在の業務にも活かされており、特に部門横断的なプロジェクトや、多様なチームとの連携において、大きな強みとなっています。
2022年に、1社目での勤務の終盤に取得しました。当時、本社で部門横断的な業務を担当していた中で、経営全体の知識を身に付けたいという思いから勉強を始めました。
診断士資格は、一次試験合格後、大学院の「養成課程」を通じて取得しました。土日を使って通学しながら平日は業務に従事していたため、スケジュールは非常にハードでしたが、さまざまな業界から集まった社会人と共に学ぶことで、大きな刺激を受けました。
「DX経営アドバイザー」として認定されるまでの流れを以下に説明致します。
項 目 | DX経営アドバイザー |
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試験期間 | 随時(年末年始とメンテナンス日を除く) |
申込期間 | 受験日の約3ヶ月前~3日前まで |
出題方式 | CBT方式による四肢択一式 |
出題数 | 全体で50問(個別問題40問、事例問題2題で10問) ただし、免除試験は30問と45問 |
合格基準 | 正答率60%以上 |
試験会場 | 全国47都道府県の360会場にて実施 ※24年8月現在 |
試験時間 | 120分(ただし、免除試験は75分と110分) |
受験資格 | 学歴・年齢・性別・国籍による制限はありません。 |
受験料 | 8,800円(10%税込) |
申込方法 | インターネットから申込 |
再受験規定 | 何度でも受験可能 |
出題分野 | 出題内容 | |
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デジタル 領域 |
DX戦略 | DX戦略、業務分析、組織と人材、IT技術動向、データリテラシー、デジタルマーケティング |
システム開発とマネジメント | システム開発プロセス、システム構成、プロジェクトマネジメント、ITサービスマネジメント | |
IT法務 | ソフトウェアライセンス、労働関連法規、セキュリティ関連法規、情報倫理 | |
コンピューターシステム | ハードウエア、インタフェース、ソフトウエア、システムの処理形態、システム評価 | |
システム関連技術・情報セキュリティ | ネットワーク、プログラム言語、データベース、情報セキュリティマネジメント | |
DX経営 領域 |
経営戦略と知的財産 | 経営戦略、ビジネス環境分析、知的財産 |
DX支援 | DX戦略の手順、DX支援の方法論、DX推進の実践的知識、公的支援の活用 | |
システム導入支援 | 導入前・導入時・導入後における支援の進め方、支援のポイント、費用対効果、セキュリティ対策、業務・業種ごとのソリューション | |
DX人材の育成 | DX人材の確保と育成、DX人材活躍・定着の取組 |
DX経営アドバイザーでは、デジタル領域とDX経営領域両面の知識が問われますが、すでにデジタル領域の知識を身につけている方向けの「デジタル領域免除試験」が別に用意されています。なお、日本金融人材育成協会が認定している「企業経営アドバイザー」向けの一部免除試験もあります。
対象者 | 情報処理推進機構(IPA)が実施する試験(※)及び中小企業診断士2次試験の合格者(★)
(★)中小企業診断士養成課程又は登録養成課程の修了者を含む (※)情報処理推進機構 (IPA) が実施する試験とは、以下の試験になります。 1. ITパスポート試験 (IP) 2. 情報セキュリティマネジメント試験 (SG) 3. 基本情報技術者試験 (FE) 4. 応用情報技術者試験 (AP) 5.ITストラテジスト試験 (ST) 6.システムアーキテクト試験 (SA) 7.プロジェクトマネージャ試験 (PM) 8.ネットワークスペシャリスト試験 (NW) 9.データベーススペシャリスト試験 (DB) 10.エンベデッドシステムスペシャリスト試験 (ES) 11.ITサービスマネージャ試験 (SM) 12.システム監査技術者試験 (AU) 13.情報処理安全確保支援士試験 (SC) |
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免除分野 | デジタル領域の20問を免除 (問題数30問:うち個別問題20問、事例問題2題で10問) |
試験時間 | 75分 |
受験料 | 8,800円(税込) |
対象者 | 「企業経営アドバイザー」認定者 (※)2科目合格と対話力向上講習修了が必要 |
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免除分野 | DX経営領域のうち5問を免除 (問題数45問:うち個別問題35問、事例問題2題で10問) |
試験時間 | 110分 |
受験料 | 8,800円(税込) |
当協会で、合格証明書類等の有効性が確認できましたら、2~3営業日以内に「受験コード」と「免除コード」の2つをメールでご連絡いたします。
①CBTS社のマイページにログインすると「受験コード入力」というボタンがありますので、それを押して遷移先で「受験コード」を入力します。
これにより、「CBT申込」のところに「デジタル領域免除試験」の申込画面が表示されるようになります。
②申込画面の「2 申込条件を確認してください。」の一番下の欄に「免除コード」の入力欄がありますので、ここに「免除コード」(11桁のランダムな英数字)を入力していただきますと、次の「3 日時・会場を選択」の画面に遷移します。
それ以降は入力項目にしたがって申込手続を継続してください。
当協会で、企業経営アドバイザー認定者であることが確認できましたら、2~3営業日以内に「受験コード」と「免除コード」の2つをメールでご連絡いたします。
①CBTS社のマイページにログインすると「受験コード入力」というボタンがありますので、それを押して遷移先で「受験コード」を入力します。
これにより、「CBT申込」のところに「企業経営アドバイザー用試験」の申込画面が表示されるようになります。
②申込画面の「2 申込条件を確認してください。」の一番下の欄に「免除コード」の入力欄がありますので、ここに「免除コード」(11桁のランダムな英数字)を入力していただきますと、次の「3 日時・会場を選択」の画面に遷移します。
それ以降は入力項目にしたがって申込手続を継続してください。
DX経営アドバイザー検定試験はCBT方式で実施しております。
CBT(Computer Based Testing)方式とは、コンピューターを使用して実施する試験のことです。
試験は期間内にテストセンターと呼ばれる試験会場で随時実施され、会場の空席状況から都合の良い日時・会場を選択して受験することができるため、学習進度やスケジュールに合わせた受験が可能となります。
(株)CBTソリューションズが運営する企業経営アドバイザー検定試験専用ページから、希望する試験日時、会場を選択し受験申込いただきます。
※ご希望の会場で空席がない場合、広域でお探しいただきます。
専用ページより、必要事項を入力してユーザーID、パスワードを取得してください。
取得したユーザーIDとパスワードでマイページにログインし、受験する試験・試験会場・受験日時を選択してください。
②で選択した予約内容を確認し、受験料をお支払いください。
受験料の支払完了後、申込内容や試験会場への地図等について、予約完了メール又はマイページでご確認ください。
試験終了後にその場で確認できます。