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2020/10/19

森俊彦会長著「地域金融の未来」が2020年11月に刊行されます!

地域金融の未来

~金融機関・経営者・認定支援機関による価値共創

森俊彦著 予価2,090円(税込) 2020年11月刊行予定

当協会の森俊彦会長著「地域金融の未来~金融機関・経営者・認定支援機関による価値共創」(中央経済社)が2020年11月に刊行されます!

[明るい未来は中小企業の元気から]

全国の中小企業の元気を引き出し後押しして明るい未来を創りたい。

金融機関は、企業経営者に向き合うことで真の事業の理解に基づく融資や本業支援(伴走支援型融資)が可能となり、企業価値の“源泉”である営業キャッシュフローの持続的な改善が実現できる。債務者区分もランクアップし、最大のリスク管理・保全策かつ収益改善策だ。2019年12月、金融庁の研究会(著者はメンバー)の討議を踏まえ金融検査マニュアルが廃止された。最大のメッセージ「金融機関の健全性は金融仲介機能の発揮があってこそ」の実践力が、金融機関の経営トップから現場まで問われる。企業の営業キャッシュフローが改善すれば社長や従業員の給与も増え、住宅購入や資産形成など人生設計もしっかりしたものとなる。金融機関の営業基盤も強化され「持続可能なビジネスモデル」が実現できる。「共通価値の創造」だ。全企業の99.7%、全雇用の7割を占める中小企業の元気を引き出す金融仲介機能の発揮が「起点」となって、地域経済エコシステムの「好循環のループ」が構築できる。

この想いを実現するために第二の人生をすべて投入してきている。これは以下で述べるような経験があるからだ。

(著者まえがきより一部抜粋)

 

[目 次]

第1章 中小企業金融の現状と対応すべき具体的な展開シナリオ

第2章 金融行政の変遷と金融検査マニュアル廃止後の検査・監督とは

第3章 政府の中小企業支援における事業の「見える化」と「磨き上げ」に向けた取組みと支援策

第4章 中小企業が取り組むべきこと

第5章 金融機関が取り組むべきこと

第6章 認定支援機関が取り組むべきこと

第7章 地域経済エコシステムの「好循環のループ構築」に向けて

第8章 アフターコロナ

 

座右の書として

本書は、近年の金融行政の変遷と中小企業金融の現状、そしてそれを受けた金融機関の役職員、中小企業経営者、認定支援機関が今、何をすべきかについて解説しています。

アフターコロナに向けて必須の事業再生、事業承継、成長支援の具体策に取り組んでいく際にも、羅針盤として、以下の方々にぜひ読んでいただきたい内容です。

<金融機関役職員>

銀行、信用金庫、信用組合、JAバンク等の役職員の方々

<中小企業経営者>

中小企業の経営者、後継者、経営幹部の方々

<認定支援機関>

税理士、公認会計士、弁護士、弁理士、中小企業診断士等の方々