お知らせ
WHAT’S NEW地域経済の活性化、社会課題を解決するプロフェッショナル養成
お知らせ
WHAT’S NEW2026/07/06NEW
大阪銀行協会は7月3日、当協会の森俊彦会長を講師に招き、「地域金融機関による中小企業のデジタル化支援~地域金融力強化プランの実践~」と題するセミナーを大阪市内で開催しました。7月1日の「銀行の日」にちなみ、例年この時期に開催しているものです。関西地域の地方銀行や信用金庫の職員に加え、近畿財務局やゆうちょ銀行の関係者などを含む約20人が現地で聴講しました。
森会長は、 人口減少や少子高齢化に伴う人手・後継者不足が深刻化する中、金融庁が提唱する「地域金融力強化プラン」の具体化に向け、地域金融機関による企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援のあり方を提示しました。「地域の中小企業が生産性や付加価値を高めるためには、DXの推進が不可欠である」と強調し、従来のITツール導入にとどまる「個社支援」から脱却し、経営者の行動変容を促しながら将来のキャッシュフロー向上に伴走する「融資と経営支援の一体化」が重要であると説明しました。
また、従来の不動産担保や個人保証、過去の決算書に基づく「静的な評価」から、将来のキャッシュフローの源泉となる知的財産や組織力などの無形資産を含めて企業全体を「動的に評価」する「企業価値担保権」への転換についても解説しました。さらに、その実践ツールとして内閣府の「経営デザインシート」を紹介し、経営者の強みや事業への「こだわり」を可視化し、対話を通じて引き出す手法について説明しました。
最後に、地域金融機関の職員に対し、取引先企業の経営者の力を引き出すためには、「コーチング」に代表される傾聴・対話スキルの修得が重要であることを伝え、講演を締めくくりました。
特別セミナーの様子はこちらのニッキンオンラインでご確認ください。