合格者の声

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2021/09/28

【相続検定】税理士法人勤務 税理士 棚村 亮介さん 実務に主眼を置いて、基礎をしっかり押さえることができる検定試験です

相続検定2級合格
税理士法人C Cube 税理士
棚村 亮介さん
2021年3月試験合格

実務に主眼を置いて、基礎をしっかり押さえることができる検定試験です

現在のお仕事についてお聞かせください。

所属税理士として、税理士法人に勤務しております。法人を中心に巡回監査、税務申告、税務相談などいわゆる税理士業務を行っています。クライアントは、広告業、アパレル業、飲食業、製造業など様々です。経営者の高齢化に伴い、後継者の問題や相続に関する相談も増えてきています。

相続検定を受験したきっかけを教えてください。

税理士試験の受験の際には相続税法を選択しておりませんでした。そのため相続へのコンプレックスがあったこと、とはいえ業務上必須の知識と言え相続や贈与に関する相談や質問を受けた時はその都度、調べて回答していました。しかし、都度の対応では限界もあり、税理士試験受験時代を思い出して、モチベーションを上げるためにも合格という目標があった方が自分には向いていると思い、相続検定2級の受験を決意しました

学習方法で工夫したことを教えてください。

資格の学校TACの対策講座を受講しました。

税理士は民法の知識には乏しいところがあると思いますので、全て網羅されているテキストはとても役に立ちます。また、授業は倍速で聞き時間の節約を心掛け、問題集は間違えた箇所の問題と解答をテキストに縮小コピーをして貼り付けて、何度も読み込んでいました

学習で得られた知識や考え方を、今後どのような場面で活用していきたいですか?

経営者の高齢化に伴って、今後、事業承継や生前対策、株価算定などを求められる場面が増えて来るように思います。専門家として細かい部分まで抑えておくべきですが、いきなり森全体を見ずに細かい枝葉から入ってしまうと、やるべきことの多さに焦りを感じてしまうと思います。その点、相続検定は実務に主眼を置いて、まずは森全体から学習を開始する形式なので、基礎をしっかり押さえることができます。相続検定で学んだ森の部分を活かして、今後は枝葉の部分を着実に学習していこうと考えています。

これから受験を検討される方、合格を目指す方へのメッセージをお願いします。

税理士資格を取得された方の中には、私のように相続税法を学習してこなかった方も多いのではないでしょうか。

改めて税理士試験の科目として相続税法を学習するのも一つですが、時間の限られた社会人の方には実務直結という側面からも相続検定で学習されることをお薦めします