合格者の声

VOICE

2021/09/28

【相続検定】渡辺 範雄さん 学習を通じて事業承継へも興味がわきました

相続検定2級合格
職業訓練受講
渡辺 範雄さん
2021年3月試験合格

学習を通じて事業承継へも興味がわきました

現在のお仕事についてお聞かせください。

受講当時は会社員で、この度4月で勤務していた会社を定年退職となりました。当時の職務内容は、製造会社のサービス部門で、得意先関連の請求書のチェック等でした。したがいまして、受講した当時、相続に関する仕事との関連性はありませんでした。

継続雇用制度はあえて活用せずに、現在は職業訓練中です。会社在職中にAFPの資格を取得しましたので、現在はCFPの資格を目指し、かつ、ファイナンス関連の仕事に就いて今回得た相続検定2級資格の知識も活用していきたいと思います。

相続検定を受験したきっかけを教えてください。

既にCFPの相続・事業承継の試験は合格していますが、合格してから4年経っていましたので、知識の再確認の意味で受験に挑戦しました。

相続検定の存在自体は、資格の学校TACより対策講座の案内が来て初めて知りました。ある程度軽い気持ちで受験するつもりでしたが、講座の受講をしてテキストを見てみると、改めて忘れている部分が多くあることに気付き、頑張らなければと再認識しました。

学習方法で工夫したことを教えてください。

受講していた当時は退職の引継ぎ、転居の準備等で休日でも1日当たり3時間程度しか学習時間が取れませんでした。Web通信講座を受講していましたが、オンライン講義もこま切れで1回の講義を複数日に分けて聴講したこともありました。

また、「相続対策とその他関連知識」に至っては忘れている部分が多かったので、問題集を中心に何度も繰り返し、理解できるまで解くことを繰り返しました。とにもかくにも、問題集を完全に理解するまで繰り返し解くことが大切だと思いました

学習で得られた知識や考え方を、今後どのような場面で活用していきたいですか?

相続の相談に関しては、あくまでも相談を持ち掛けた顧客が最終的に判断を下すことだと思います。それにあたって、知識を充実させることは勿論大事ですが、その人その人によって置かれている状況は違うと思います。単に知識を伝授するのではなく、まずは、相談者の気持ちに寄り添うことが重要だと思います

今のところ相談を受けた事案は親類関係者だけですが、自分の考えを押し付けることはタブーであると感じました。相談の進め方をマスターすることも今後は重要と感じました。

また、会社の事業承継についても今後は重点的に学習していきたいと思いました。

これから受験を検討される方、合格を目指す方へのメッセージをお願いします。

家族間での相続の心配がある方にはもちろん受験をお勧めしたいと思いますが、個人で事業を持たれている方及びこれから事業を興す予定のある方は、特に「事業承継」分野の学習について、これからますます大切になると思います。

相続検定2級は「事業承継」についても学習しますので、事業を持たれている方には、特にお勧めの検定試験であると思います。