【企業】目標設定のIMPACTモデル
DATE26.02.05
皆様、こんにちは。資格の学校TACで、企業経営アドバイザー検定試験の対策講座講師(担当:企業経営・生産管理)をしている、中小企業診断士の三枝元です。
個人の目標を設定することで、何を達成すべきかが明確になり、無駄な時間や労力を省き、最速で目的を達成するための道筋が立てやすくなります。また、達成しようとするモチベーションが高まり、自己の成長につながります。
しかし、これらの効果を得るためには、個人が自身の目標を納得して受け入れていることが条件となります。個人の納得感を得られる目標設定のポイントとして、「目標設定のIMPACTモデル」があります。
- Insipiring(ワクワクするか):自然な集中力と粘りにつながる、心躍る目標。
- Memorable(覚えやすいか):自分や周囲の人が目標を覚えているかどうか。
- Praiseworthy(感謝されるか):達成時に賞賛や感謝が伴うような目標。
- Achievement(成果物が想像できるか):行動だけでなく、達成した結果や成果物を具体的にイメージできるか。
- Contribution(貢献につながるか):チームや部門への貢献につながる、独りよがりでない目標かどうか。
- Timely(タイムリーか):現在の状況や役割にふさわしい、適切なタイミングの目標か。
これらを組み合わせることで、単に「何をすべきか」という指示だけでなく、「なぜそれをやるのか」「やっていて何を感じるのか」といった個人の内面と結びつけ、目標設定の質を高めることができます。
同じようなフレームワークには、SMARTがあります。
- S(specific):具体的に
- M(measurable):測定可能に
- A(agreed upon):合意されている
- R(realistic):現実的に(結果志向で)
- T(timely):期限が明確
SMARTが短期・中期的な目標設定に適しているのに対し、IMPACTはより長期的な目標設定に適していますが、補完的な使い方もできます。IMPACTでおおよその方向性を定め、実行の確実性を期すためにSMARTでアクションプランの目標設定を行うということです。
企業経営アドバイザー検定試験講座講師
三枝 元