ごえんをつなぐコラム

【企業】学習する組織、共感する組織、自走する組織

DATE26.01.05

皆様、こんにちは。資格の学校TACで、企業経営アドバイザー検定試験の対策講座講師(担当:企業経営・生産管理)をしている、中小企業診断士の三枝元です。

組織の業績向上と持続的な成長を図るためには、単なる「従業員満足度」を超え、従業員が自らの仕事や組織の目標に感情的に深くコミットし、自発的に貢献しようとする意欲(エンゲージメント)を示すことが求められます。

従業員のエンゲージメント(仕事への熱意や貢献意欲)を測るための調査項目として、ギャラップ社の12の質問があります。各項目についてメンバーに「非常に当てはまる〜全く当てはまらない」で5段階評価してもらい、平均を出します。

Q01.私は仕事の上で、自分が何を期待されているかがわかっている。

Q02.私は自分がきちんと仕事をするために必要なリソースや設備を持っている。

Q03.私は仕事をする上で、自分の最も得意なことをする機会が毎日ある。

Q04.この1週間で、良い仕事をしていることを褒められたり、認められたりした。

Q05.上司あるいは職場の誰かが、自分を一人の人間として気遣ってくれていると感じる。

Q06.仕事上で、自分の成長を後押ししてくれる人がいる。

Q07.仕事上で、自分の意見が取り入れられているように思われる。

Q08.会社が掲げているミッションや目的は、自分の仕事が重要なものであると感じさせてくれる。

Q09.私の同僚は、質の高い仕事をするよう真剣に取り組んでいる。

Q10.仕事上で最高の友人と呼べる人がいる。

Q11.この半年の間に、職場の誰かが私の仕事の成長度合について話してくれたことがある。

Q12.私はこの1年の間に、仕事上で学び、成長する機会を持った。

4.0以上(高スコア)の場合は、強いエンゲージメント・自律的チーム・高い信頼関係ができている状態です。必要なアクションとしては、継続的な成長機会の提供が挙げられます。

3.0〜3.9(中間スコア)の場合は、組織は安定的ですが、目的意識や相互承認の欠如が出やすい状態です。必要なアクションとしては、耳障りが良くないことでもフィードバックし合う文化の強化です。

2.9以下(低スコア)の場合は、組織不信・離職意向・モチベーション低下が見られる状態です。必要なアクションとしては、管理者の積極的な関与や心理的安全性の再構築が挙げられます。

<参考:ギャラップ社HPQ12®設問>

 

企業経営アドバイザー検定試験講座講師
三枝 元

 

一覧に戻る